The World of Gonoi

AMAKITA DRAMA CLUB

HANSHIN WEB

　【上演記録】

　　1999.11.14（日）　阪神支部大会（尼崎ﾋﾟｯｺﾛｼｱﾀｰ大ﾎｰﾙ）
　　1999.11.21（日）　兵庫県大会（尼崎ﾋﾟｯｺﾛｼｱﾀｰ大ﾎｰﾙ）
　　1999.12.25（土）　近畿大会(大阪箕面ﾒｲﾌﾟﾙﾎｰﾙ）
　　2000.02.27（日）　ﾉﾝﾌﾟﾛﾌｨｯﾄ演劇祭（芦屋ﾙﾅﾎｰﾙ）

　　2000.07.20(祝)　　単独公演（尼崎ﾋﾟｯｺﾛｼｱﾀｰ大ﾎｰﾙ）
　　2000.08.09(水)　　全国大会(浜松市教育文化会館）
　　2000.08.26(土)　　優秀校東京公演(国立劇場大劇場)

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作：永山祐介　　潤色：五ノ井幹也

十六歳男（一彰）　とっさん
むっつり（尚隆）　　べんちぃ
はっきり（紘一）　　有りさん
彼　氏（弘幸）　　　宮っち
彼　女（薫）　　　Tもっちゃん
友　人（慎吾）　ウゲラホンゲ
恋する女（美華）　かなこ
もてる女（愛実）　まりちゃん
鈍い女（志保）　　なっちゃん
冷静な女（沙恵）　Y井ちゃん
男の子　　　　　　　社長
女の子　　　　　　　うっちー
掃除のおっちゃん　じゅん

【スタッフ】

演　　出　　　　やまし
照　　明　　　　ゆーさん
音　　響　　　　ななお
美　　術　　　　有りさん
衣　　装　　　　かなこ
舞　　督　　　　べんちぃ

　ここ数年、演劇はまた少し変わり始めているように思います。僕たちは何が良くて、何が良くないのか分からなくなっているのです。探しているのだと思います。社会全体がそうですから、演劇だって同じなんだと思います。そんな中で信じられる何かを探していると、僕たちはこの劇に出会いました。これはゴールではなくて通過点だと思います。仲間たちの心や体をフルに使って、見る人に楽しんでもらうことで自分たちも一緒に楽しめる芝居。もし、僕たちの中にある遊びの心に共感してもらえるなら、それはとても幸せなことです。

（永山祐介・五ノ井幹也）

　学校の有名人である一彰。彼は女子の間で好色十六歳（イロツキ）男と呼ばれるお調子者だった。しかし、彼にも意外な一面があり、男の子の間では人気者だし、実は本当に好きな女の子には一途な恋をしていたりもする。
　そんな彼に不思議な出来事が起こる。堅物で有名な副委員長から告白をされたり、なんといってもフラレ続けていた意中の彼女から突然「付き合ってもいいよ。」という申し出を受けたのだ。まさに夢のような毎日が始まる予定だったのだが、事はさらに思いもよらない方向へと展開して行く。
　ちょっとした恋のお話のようでもあり、イノセントな社会問題を描き出す問題作のようでもあり、そしてなにより舞台よりあふれ出る意味のないオーラが、見ているものをこことは違う世界へと連れて行ってくれるお洒落なお話である。ここかしこに登場し、世界を立体的に広げてくれる登場人物達にも目が離せない。

（日本初恋研究会兵庫支部長：パジャマン宇津井）

　男仲良し三人ぐみ。スケベという固い友情に結ばれている。左から

むっつり（尚隆）　　べんちぃ
十六歳男（一彰）　とっさん
はっきり（紘一）　　有りさん

の三人。一彰が指を指し、見つめる向こうは海の向こうの異国の世界である。彼らは海を渡れるのだろうか…。

【上演写真その２】

　一彰の意中の彼女めぐみちゃんとの場面。何だかいつもの調子ではありません。楽しいはずのデートなのに…。

　何か伝えようとすればするほど伝えきれないってとき、ありませんか？

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