| 伊丹市西高校演劇部2002年度コンクール参加作品 『ねえ、寺ちゃん』 原作：山本かな？ |
| 【公演の記録】 阪神大会 2002年11月８日（FRI）15:10 ピッコロシアター大ホール 県 大会 11月16日（SAT）16:30 東灘区民センターうはらホール 県大会で優秀賞（ベスト４）をいただきました。応援ありがとう。 |
| 松 阪 寺ちゃーん。寺ちゃーん。 寺 田 何ぃ？ 松 阪 な、聞いて。 寺 田 何。 松 阪 うち、部長になってん。 寺 田 ひょえ〜。 あれが間違いの始まりやった…。 |
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| 【あらすじ】 夏太は無口でおとなしい女の子。それが何を間違ったか映画部の部長を引き受ける羽目になった。自信はないし部員はいい加減だし、１年は生意気だし顧問は来ないしおまけに自分はさえないし…。まあよくあるその辺のごちゃごちゃが夏太を襲う。頑張ってはいるんだけどなぁ。 そんな夏太を陰になり日向になりおちょくる女の子が寺ちゃん。ま、腐れ縁っていうか、親友っていうか。ちらりと見えるひと言にほんの少しの本音を載せて、青春のもやもやをなるべくそのまま感じてもらえる用に料理しました。 お口に合いますかどうか。もうすぐ公演日。お願い、早くセリフ覚えて。ちょいと素敵なキャラも登場。お楽しみに。 台本を読む  |
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| 【誰も気付かなかった話】 寺ちゃんは夏太の親友。人ごとのように夏太の話を聞く。決して解決策など喋らない。おトイレに行きたがったり、あの人嫌いと逃げ出す。他の誰とも会話しない。ストップモーションの部員たちの間を平然とすり抜ける。見てくれた人も審査員も誰も指摘しなかったので黙ってました。寺ちゃんってホントは何者でしょうね。 |
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【プロジェクトX】 劇中、中島みゆきが流れると客席は笑う。とても面白い現象である。こんなにも今の日本人に共通する空気をプロジェクトXは作っている。別にNHKに恩があるわけでも何でもないが、ものすごい社会現象である。さえない日本人に勇気をくれるあの番組が、なぜか客の笑いをさそう。確かにおかしい。自嘲の笑いなのか、それとも… |
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