平成演劇教育委員会 vol.25　

2016年8月19日に行われる平成演劇教育委員会 vol.25、裏方技能検定。今年で11回目を数えます。毎回少しずつ変わる課題は今年、マイスターの完全各校お任せプランなど難易度さらにアップ。ただし舞台は一回勝負。負けられないわけです。挑戦を希望しつつ出られなかった学校のためにも、事前準備をよろしくお願いします。

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	16.08.19(土)　裏方技能検定 　今年の裏方技能検定は話題が豊富。その分準備がちょっと大変。話は6月の打ち合わせ会で告知から。「今年のマイスターは台本だけ指定するのでプランニングから検定が始まります」ざわめく会場。そうなの、難易度が格段にアップ。どんな舞台装置をデザインし、お芝居に合う音を見つけ、明かりを準備するか。すべて受験校に任せるという設定。早速参加に難色を見せたのは雲雀丘。中学生を巻き込んでこの課題に挑戦するのは荷が重いという部長判断。
【まさかの定式物2級全滅】 　当日、クイズ師、打合せ師に続いて行われた定式物師で早くも波乱の気配。3級では6チームが合格し合格率50％を記録したものの、続く2級では失格が続く。あと一歩時間さえあれば合格できそうというチームも結局足が遅い。次に何をすれば能率がいいか先のことが見えていない印象。極めつけは開き足。相掛けの仕方が間違っている右の写真を含め、選ぶ段階からハードルは高かったという印象。普段使えない定式物を如何に扱うか、イメージトレーニングの敗北。		【プランニング紹介】 　マイスター検定に参加した学校は4校。各校のプランを紹介する。ａ平面図・ｂ正面図・ｃ照明きっかけ台本・ｄ照明Qシート・ｅ音響きっかけ台本・ｆ音響Ｑシートである。 　１．宝塚北　ａ・ｂ・ｃ・ｄ・ｅ・ｆ 　２．伊丹北　ａ・ｂ・ｃ・ｄ・ｅ・ｆ 　３．西宮甲山　ａ〜ｆ 　　※照明平面図は複数必要ありません 　４．県伊丹　ａ・ｂ・ｃ・ｄ・ｅ・ｆ 　当日、実際に見ることができた人なら、各校のプラン段階の違いは興味深い
	【検定悲喜こもごも】 　一校目宝塚北。設置とシュートの間にデータだけ打込んでくれることをイメージしてたようで終わらぬ打ち込みを無言で待つ。二校目伊丹北。打込み終わらず痛恨の地明かり上演。三校目甲山。図面より一間前に舞台装置を置いてしまうミス。照明さんには好評だった「いい感じの明かりで」って注文には大疑問。だってピッコロスタッフさんはプロだけど稽古見てないから。四校目県立伊丹。場当たりで大きく舞台装置が動くトラブル。滑り止めで解消できたものの、油断大敵。

　
検定結果一覧

No	学校名	クイズ王	打合せ師	定式物３級	定式物2級	マイスター	ﾏｯｽﾙﾗﾝｷﾝｸﾞ
1	川西明峰			×	×	※
2	県立尼崎	クイズ姫	照明2	合格白3本	×	※
3	西宮甲山			※	×	４級
4	県立有馬				×
5	尼崎北			※	×
6	西宮香風
7	県立伊丹	クイズ女王・姫	美術3・美術2		×・×	２級
8	武庫総合
9	伊丹北		美術3・美術2	×	×	４級
10	市立伊丹
11	兵庫工業			×
12	西宮南		美術3	×	×	※	筋肉王・女王
13	県立宝塚
14	伊丹西	クイズ女王		合格白3本	×		筋肉姫
15	尼崎小田			合格
16	宝塚北		美術3	合格白3本		３級
17	県立西宮			×・合格
18	県立明石					※
19	雲雀丘			合白3本・×	×
20	西宮今津
21	女学院
22	御　影		美術3		×		筋肉王子
23

※印　調整の結果希望はあったがご辞退いただいた学校。すいません！

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